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こんにちは。
どちらかというと、そばの麺は「丸麺」よりも「平麺」派の花島です。

私が石垣に行った際に、「ゲンキクール」のように欠かせないモノとして、必ず食べておきたいのは『八重山そば』です。

『八重山そば』とは、八重山地方で食されている沖縄そばの一種で、特徴としてはストレートな丸麺や平麺、豚骨や鰹で出汁をとったほんのりした甘みがあるスープ、具は細切りした三枚肉・かまぼこやネギなど。
沖縄そばと一括りに指すこともありますが、沖縄本島で食されている「沖縄そば」、宮古島で食されている「宮古そば」、他にも「与那国そば」や「大東そば」など、それぞれご当地そばが存在し、麺や具やトッピングなどに違いがあります。

ちなみに我が家では、年越しそばは毎年『八重山そば』です。
なので年末になると、石垣から大量に『八重山そば』を取り寄せ、正月三が日は、3食『八重山そば』でも飽きないほど『八重山そば』好きな花島です。

石垣の『八重山そば』屋は、基本的にランチ営業ですが、今回は法事で帰省していた為、日中に自由に行動することが出来なかったので、石垣でも数少ない夜も営業している八重山そばの専門店『島そば一番地』に行ってきました。

『島そば一番地』は昔ながらの製法を守り、保存料や化学調味料を使わず、地元産の島豚の天然スープに着色料ゼロの自家製麺。
形は八重山そば本来の細めの平麺、「石垣の塩」などの天然調味料のみで味付けしているというこだわりようです。
沖縄本島では、沖縄そばに泡盛に唐辛子を漬け込んだコーレーグースをお好みでかけて食べるのが一般的ですが、八重山では、『ピパーズ』というヒハツモドキの実を粉末にした島胡椒をかけて食べるのが定番です。

『島そば一番地』では、そば屋としては珍しく、この香辛料の『ピパーズ』まで自家製で作っています。

石垣にお越しの際には、是非『八重山そば』にピパーズをかけて召し上がってみてくださいね。