日本有数のパワースポット
2022.07.05
hobby
こんにちは。
パワースポットと聞くと訪れてみたくなるミーハーな花島です。
前回に引き続き『小旅行in長野』の後編、戸隠神社の五社巡りに行ってきました。
善光寺からバスで1時間ほどの観光スポット『戸隠神社』。
霊山・戸隠山の麓に創建された2000年余りの歴史を持つ戸隠神社は、日本有数のパワースポットとして全国から大勢の参拝者が訪れている人気の神社です。
戸隠神社の宝光社・火之御子社・中社・九頭龍社・奥社の五社それぞれの神様を巡る『五社巡り』は戸隠神社の名物です。
また、戸隠神社のある戸隠山と深いつながりがあるのが、長野の人気観光スポット善光寺と飯縄神社のある飯縄山。
戸隠山と飯縄山の2つは古くから山岳信仰の霊場として栄えた場所で、善光寺と共に『北信濃3大パワースポット』といわれています。
『戸隠』の名の由来には日本神話が関係しています。
「天照大神(あまてらすおおみかみ)」という神様が天の岩戸という場所に隠れていたとき、その岩戸のまま投げ飛ばされ、落ちた先が現在の戸隠。
その天岩戸が戸隠山へと姿を変え、この伝説に関わる神様を祀るために戸隠神社が開かれたといわれています。
平安時代後期は修験の道場として都にまで知られた霊場となり、江戸時代には江戸幕府を開いた徳川家康の手厚い保護を受け、農業の神・水の神として広く信仰されていました。
戸隠神社の五社は、それぞれ違う神様を祀っていて距離も少し離れています。その五社を巡るには『戸隠古道』という一の鳥居から奥社まで続く約9.8㎞のウォーキングコースがおすすめです。
スタートは『宝光社』。
宝光社へたどり着くには270段もの石段を登る必要があります。
宝光社に祀られているのは「天表春命(あめのうわはるのみこと)」という神様で、安産の神、女性や子どもの守り神として信仰されています。
宝光社の社殿は、神と仏教を結び付けた「神仏習合」の面影が残っていて、荘厳な外観と美しい彫刻も必見です。
宝光社から歩いて10分ほどの場所にあるのが『火之御子社』。
御祭神は「天鈿女命(あめうずめのみこと)」で、舞楽芸能や縁結び、火防の神として信仰されています。
戸隠山の神様が神仏習合の当時も、このお社だけは神社として終始していました。
境内にある大きな「夫婦杉」は樹齢5000年を超えていて、縁結びのパワースポットともいわれています。
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火之御子社から歩くこと20分、戸隠の中心にある中社には、「天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)」という学業成就や商売繁盛、家内安全にご利益がある神様が祀られています。
また境内には、樹齢700年を超えるご神木、樹齢800年を超える三本杉があり、戸隠神社の社務所がおかれています。
戸隠といえば蕎麦が有名ですが、この中社の目の前にある人気店『うずら家』に開店20分前に行ってみると、既に沢山の人が開店を待っていました。
私も順番待ちの紙に記入しに行くと、もう3枚目の中段あたりでした。
さすがに開店直後には入店できず、1時間以上待ちとの事だったので有名店はあきらめて先へ進むことにしました。
中社から九頭龍社までは4㎞ほど離れていて、戸隠古道最長の1時間程度歩きます。
『九頭龍社』は戸隠五社の中では最も古い神社で、ご祭神の「九頭龍大神(くずりゅうおおかみ)」は、古くから地主神として信仰され、農家の人々から厚い信仰を受けてきました。
また、縁結びの神社としても人気で、女性の参拝客が多い神社です。
最後に訪れる『奥社』は、戸隠神社の御本社です。
天照大神が隠れる天岩戸を開いた「天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)」をご祭神として祀っています。
天手力雄命は、開運、心願成就、スポーツ必勝などにご利益があり、五社の中でも最も参拝客の多い神社です。
五社の御朱印も無事にいただき
昼時も過ぎていたので、このまま長野駅へ戻ってから昼食にしようか悩んだのですが、せっかく戸隠まで来たのだからと先ほどのうずら家へ戻ってみると、相変わらず大勢の人が店前で待っていたのですが、開店前に3枚目に記入した・・・と言ったところ、お戻りいただきありがとうございます!とすぐに席に案内してくれ、美味しい戸隠蕎麦にありつくことができました。
みなさまも是非、戸隠神社五社を歩いて巡ってみてはいかがでしょうか。
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