BLOG

ブログ

HOME

ブログ

ブログ詳細

高妻山

2023.09.19

hobby

こんにちは。
最近、長距離山行のおかげで、Coke-ONチャレンジの歩数が大変なことになっている花島です。

先日、長野県の戸隠へ行ってきました。
昨年6月の善光寺御開帳の際に、戸隠神社五社参拝で訪れて以来の再訪となります。

今回の目的は、戸隠神社奥社からほど近い『高妻山』登頂です。

都内から夜行バスで長野駅へ。
長野駅から始発で1時間以上バスに揺られて終点の戸隠キャンプ場で下車。



登山口がキャンプ場の敷地内にあるので、だだっ広い戸隠キャンプ場内を進んで行きます。







牧場を抜けるとようやく登山口の柵が出てきます。


高妻山は、新潟県妙高市と長野県長野市にまたがる戸隠連峰の最高峰で、整った美しい三角錐の山容から『戸隠富士』『剣の峰』『両界山』とも称されています。
平安時代から江戸時代にかけて修験の山だっただけに、山頂へ至る稜線上には今も一から十までの石祠が置かれています。

今回の標準コースタイムは9時間30分。

柵を超えて樹林帯の穏やかな登りを進むと、次第に沢沿いの道が始まります。





沢沿いの道を登ると「滑滝」に掛かる鎖場に突き当たります。

続いて「帯岩」と呼ばれる大きな一枚岩にかかる鎖場です。



岩に打ち付けてあるクサリを頼りにトラバースしていきます。
振り返ってみると、こんな所を歩いてきました。
帯岩を過ぎると急登がはじまります。

途中の水場

チョロチョロ出てます。

ぐんぐん標高を上げていきます。

ようやく稜線に出ました。



眺望はさておき、ハードコースは曇りに限ります。

この先から石碑が出てきます。
数字の後ろに仏の名前を組み合わせた不思議な地名が付いていて、これは仏教の十三仏と呼ばれ、亡くなった人を浄土へと導く仏様たちです。

一の不動から始まり



二釈迦





三文殊と続くはずでしたが、どこに隠れていたのか見落としてしまい



四普賢



五地蔵

六弥勒





七薬師



八観音



九勢至

山頂部直下の八丁ダルミから300mの最後の急登を登りきると



十阿弥陀

山頂まであと少し

そしてついに

標高2,353m、78座目の『高妻山』に登頂しました!
山頂には祠や剣など、数多くの修験道の史跡があります。

この先、乙妻山まで十一阿しゅく、十二大日、十三虚空蔵(乙妻山山頂)まで続きます。
いにしえの行者たちは高妻山の道行きを、冥界になぞらえていたのかもしれせんね。

残念ながら雲だらけなので、山頂からの景色は割愛させていただきます。

下山は六弥勒から弥勒新道経由で戸隠キャンプ場へ。

下山後は戸隠神社中社近くの「戸隠神告げ温泉」に立ち寄り、汗を流して、名物『戸隠そば』を食べてから帰路につきました。





 



 

 

PDFを開く