飯豊山
2023.09.05
hobby
こんにちは。
どちらかというと、西野七瀬よりも飯豊まりえ派の花島です。
先日、福島・山形・新潟3県にまたがる『飯豊山』に行ってきました。
夏季のみ1日2便登山口まで運行している臨時バスに乗るため、東京駅から夜行バスで郡山駅へ。
朝マックで朝食を済ませ、電車に乗り換え最寄りの山都駅へ。
山都駅から登山口の川入までは、マイクロバスの『みんべぇ号』で向かいます。
この日の1便に乗り込んだのは、私を含め2名のみ。
運転手さんの話では、前日のこの時間は8名の登山者が乗車したそうです。
45分ほどで川入に到着。
本日の目的地は切合小屋。
標準コースタイムは7時間10分。
ここから御沢までは、しばらく舗装道。
バスに同乗していたお兄さんと歩きながら話していると、彼は奈良から来ていて、前日の仕事終わりに新幹線に飛び乗り、郡山で前泊してたそうです。
このお兄さんも百名山完登チャレンジャーで、今回の飯豊山が86座目とのことでした。
御沢からはいよいよ登山道。
下十五里、中十五里、上十五里と急登をグングン進み、標高を上げていきます。
途中、下山してくる女性が「切合小屋の水場は1滴も出てないので、最初の水場で水を汲んで行った方がいいですよ。」と親切な助言を。
今回は歩行時間が長いのでテントを担がず、荷物を軽くするため1泊2食付きの小屋泊にしたのですが、予約の際に小屋番の方からも「最近、雨が全然降らず、小屋の水場が枯れてるから、自分の飲み水は担いできてくれ」と言われました。
真夏の炎天下でのハードな山行、手持ちの飲み水切れは命取り。
普段、山行中に自分がどれくらい飲み水が必要かを把握しておくことは必須です。
横峰を過ぎ、しばらくすると地蔵水場が現れました。
たしかにここの水場は水量もそこそこ出てました。
手持ちの飲み水はまだ充分あったので、とりあえず500mlだけ補充。
地蔵山下分岐に出ると、ここからは稜線歩き。
剣ヶ峰の岩稜ではクサリの場面も。
岩の上を歩いていきます。
三国小屋に到着。
中を覗いてみると、まだドリンク類が多少あったので、到着後の至福のひととき用に三ツ矢サイダーをキープ。
切合小屋にはドリンクが欠品中との情報がありここで調達。
山小屋あるあるですが、山小屋ではドリンク類が売り切れていることはボチボチありますが、ビールだけは売り切れているのを見たことがないです。
お酒を飲まない私としては、炭酸飲料が売り切れているとテンションだだ下がりです。
まだまだ進んで行きます。
ハシゴをのぼり
ひたすら稜線を歩いていきます。
ようやく切合小屋のテント場が。
ここまでくればあと少し。
お疲れ様でした。
本日の宿泊地、切合小屋に着きました~!
ここの切合小屋はちょっと変わっていて、お米を3合持参すると、宿泊費から¥1000値引きしてくれます。
しかも夕飯のカレーライスは、なんと3杯までおかわりできます‼
今回、1泊2食付きの小屋泊にしたのは、これが最大の理由です。
できるだけ重量を軽くしたいロング山行で、夕食用に3食分のカレーをザックに詰め込むなんて・・・。
ただでさえ水不足なのに、自炊すると水もそれなりに使いますしね。
って、ホントにここの水場は1滴も出てませんでした。
もちろん夕食のカレーはしっかり3杯おかわりして、満腹で寝床に就きました。
《2日目につづく》
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