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天狗岳《後編》

2023.06.06

hobby

こんにちは。
最近、天気がいい休日は、テントを担いで山に行く事を最優先していたため、台風のおかげでようやく髪をバッサリ切りに行けた花島です。

先週末は夏山シーズンの幕開けを告げる開山祭が各地の山で開催され、八ヶ岳でも赤岳や北横岳、阿弥陀岳などで4年ぶりとなる山頂での開山祭が執り行われました。
今週は先週につづき、八ヶ岳の天狗岳登山2日目の模様をお届けします。

この日も早朝4時に起床。
朝食を済ませ身支度をし、5時に出発。

本日の目的地は標高2646mの『天狗岳』。
標準コースタイム1時間45分。

今朝も周囲はガスに覆われてます。
出発時の気温6.9℃。

中山峠の分岐を昨日のニュウとは逆方向の天狗岳方向へ。

ゴロゴロした岩を進んで行きます。









途中、残雪の箇所も。

順調に標高2640mの東天狗岳山頂に到着。

相変わらず辺りはガッスガスでゼロ眺望。

強風吹き荒れる東天狗岳を早々に切り上げ、20分先の西天狗岳へ向かいます。

天狗岳は長野県茅野市と、南佐久郡小海町の境に位置する八ヶ岳連峰の山で、東天狗岳と西天狗岳からなる双耳峰。
天狗岳の山名の由来は、東天狗岳にある天狗岩と呼ぶ岩塔を天狗の鼻に見立てたところからきているそうです。

西天狗岳の標高は2646m。
東天狗岳よりちょっとだけ高いです。

ここでもガスが晴れる気配はなく、景色は何も見えないまま。
こんな事は山ではよくある事なので、残念ではありますが三角点にタッチして、テント場へ向かい来た道を戻ります。

 

東天狗岳から15分ほど下った分岐にさしかかると空模様に変化が。



慌てて東天狗岳山頂まで登り返すと、段々とガスが晴れて青空が見えはじめ・・・



私の脳内ではラピュタのBGMが流れてました。





そしてまさかの『幸運のブロッケン現象』

ブロッケン現象とは、太陽などの光が背後から差し込み、影の側にある雲粒や霧粒によって光が散乱され、見る人の影の周りに、虹と似た光の輪となって現れる大気光学現象のことで、霧がたちこめるような高山で、日の出や日没時に太陽を背にして立つと見ることができます。

その後も見る見るうちにガスは晴れて、絶景がお目見えしました。









しばらく東天狗岳山頂で気が済むまで景色を堪能して、下山開始。







すりばち池越しの東天狗岳(左)と西天狗岳(右)。
 
テント場でテントを回収して渋の湯温泉登山口へ下山。

あと3分でバスが発車しますが、1本やり過ごしてのんびり温泉で汗を流します。



渋御殿湯



乳白色の硫黄泉に足を突っ込んでビックリ!

なんと冷泉でした。

木蓋を開けると、こちらの浴槽はあったかい温泉でちょうどイイ湯加減。

ひとり貸し切り状態だったので最高でした。

バスで茅野駅に出てランチタイム。
リサーチしていた駅前のそば屋へ。



迷わず天せいろを注文。

天ぷらは塩で食べるのが好きです。


電車の発車時刻までまだ時間があったので、線路の反対側に渡って食後のデザート。

オムライスも美味しそう。



チョコバナナワッフルのドリンクセット+アイスクリームトッピングをオーダー。


温泉に浸かって、美味しいモノを食べて、大満足の天狗岳2DAYSでした。

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